整体の施術では体が求めている刺激を入れることが大事

私は、過去に手技研系の操法を習いました。

この系譜では、一つの操法に複数の操作が含まれていることが多いので実際に施術で効果を出すには難しいのです。

この系譜の操法には、仰臥位で上肢を内転させ、その後外転させるという操法があります。その時に、操作をしたい筋肉のMP点(モーターポイント)に固定して、操法を行います。

この操法は、三頭筋操法と呼ばれています。上肢を内転させ、その後外転させるだけですから、見た目は簡単に見えます。実際にやってみると、効果を出すにはかなり難しいです。


でも、いろいろ考えてやり方が分かってやれば、それほど難しいことはありません。

昔からコツをつかむと言われますが、なにも理解せずにただ回数だけこなしてもなかなか本当のコツと言われるものをつかむことは難しいです。


この三頭筋操法と言われる操法、操作をする時の検査は、普通はバンザイ検査をして上肢の操作の仕方を見つけます。

でも、いろいろ試してみると、バンザイ検査で上肢の操作の仕方を見つけるのは難しいです。

他の検査を使って見つけたほうが体が要求している刺激を入れることが出来ます。

体の要求していない刺激を入れても、その刺激は、体に合ってないわけですから刺激効果は当然少なくなります。

刺激効果が少なくなるわけですから体の変化もそれほどありません。


上記したように、この三頭筋操法、一つの操法の中に複数の操作が含まれています。

外転操作と内転操作という刺激効果のまったく逆の操作が一つの操法に含まれているわけですからオリジナルのやり方をやっていては、効果を出すには無理があります。

やはり、操法をやるには体が変化するような刺激の入れ方が必要です。

オリジナルの操作のやり方をやっても、確かに体は変化したように見えます。

でも、その変化の度合いは少ないです。

変化の度合いが少ないのは、何度も言うように体が求めている刺激になっていないからです。

手技の操作で体の変化を出すには、操作の仕方だけではなく、体が求めている操作はなんなのかを検査してから操法を行う必要があります。

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