施術は、何に働きかけるかが大事

PRYバランス療法では、施術後体の状態が元の状態に戻らないことが大事だと前からよく書いています。


もちろんそれも非常に大事なことなのですが、体に対して、どのような種類の刺激を加えたらいいのかを、よく考える必要があります。


整体の施術では、腰痛、肩こり、膝の痛みなどのいわゆる筋骨格系の症状が主な対象になります。

しかし、筋骨格系の症状でも思った以上に内臓関連が原因の症状が多いように思います。


例えば、足首を捻って捻挫したとか、草むしりをしていて腰、脚に痛みが出たというような症状でも内臓の働きの不調が影響していることが多いようです。

内臓の働きの不調で組織が緊張していて、そこに外力が加わりさらに組織の緊張が高まって、いろいろな症状発生するように思います。


ですから、筋骨格系の症状だからといって体性神経系に働きかける施術だけでは、なかなか症状も変化していかないようです。


以前こちらで書いたように、結構ひどい腰痛の人を施術しました。

この人は、私の所に来られる前にある整体に行かれました。

そこの整体院では週一回の施術を4回受けられたそうですが、まったく症状の変化を感じられなかったようです。


今回腰痛がひどくなったのですが、2年ほど前にもひどい腰痛で整形外科で椎間板ヘルニアの診断をされ、内視鏡による手術を2回受けたらしいです。

手術を受けた後は一応しばらく腰の調子が良かったようです。

しかし、また今回妊娠をキッカケとして腰痛がひどくなりました。


ところでこの人は、中学時代から便秘の症状があって週1回くらいのお通じが慢性的続いていました。

つまりこの人の腰痛は、内臓の働きの不調が原因だと考えられわけです。

ですから、私の所へ来る前に行った整体院では症状に変化が見られませんでしたので

その整体師の人は体性神経系への刺激を用いて施術をしたと予想されます。


私はB操法とC操法という調整法で週1回毎に5回施術を行いその後は2週間後、一ヶ月後と合計7回の施術でした。

施術の結果1回目から変化が出ました。

そして、5回目の施術の後はほとんど日常生活に支障がないくらいまで回復しました。

その後の2回は、念のために施術を行いました。


B操法は、主に自律神経系に作用し、C操法は主に体性神経系に作用します。

このように刺激の使い分けをして施術をしたから1回目から体に変化が出て、順調に症状の改善に結びついたと思います。