体の歪みのパターンに当てはめた施術では改善しない人がいる

人間の体の歪み方は、ある一定のパターンがあります。

例えば、腸骨が上がっている側と同側の腕は上げにくいとか、

逆に、腸骨の下がっている側と同側の腕は上げやすいというような具合です。

ですからこの体の歪みのパターンを利用すれば、施術法が出来ます。


ところが、人間の体はそんな単純には出来ていません。

このパターンに当てはまらない、例外的な歪み方をしている人が一定の割合でいます。

と言うことは、この例外的な歪みの人には、

このパターンに当てはめた施術は出来ないわけです。

そうなった時のために、なにか他の手立てがあればいいでしょうが

そうでなければ、白旗を上げるしかありません。


私も以前は、その方法を使って施術をしていました。

このパターンに当てはまる人は、確かに効果がありました。

劇的に症状が改善されることもありました。


しかし、そうでない場合は悲惨でした。

明らかに、そのパターンに当てはまるはずなのに、

何度施術をしても思わしい結果が出ないわけです。

と言って、まったく変化がないわけではないです。

パターンに当てはまらなくても、変化はあります。

しかし、その変化が“いまいち”なのです。

でも、この“いまいち”というのが曲者なのです。

判断を誤らせてしまうわけです。

まったくなにも変化がなければ、これはおかしいぞと気づくことができます。

しかし、中途半端に変化が出てしまうので、これで良かったと判断してしまうわけです。

中途半端にしか変化が出ないのは、

この人の回復力が弱くなっているのだなと勘違いしてしまうわけです。


でもそうではなかったわけです。

中途半端な変化しか出ないのは、

体の歪みのパターンに当てはまらない結果だったということです。


これらのことからわかったことは、

見た目の体の歪み、可動検査で得た結果を基に施術することは、

あまり確実な方法ではないということです。


一方、PRYバランス療法の場合は、そういうことはありません。

PRYバランス療法では体の歪みの観察、可動検査は、

施術前と施術後に行いますが、施術結果の確認のために行うだけです。

決してこれらの検査を、施術のための材料として使うことはありません。


PRYバランス療法では、なにを基に施術するのかを説明しますと

具体的には、体に刺激を加えてみて、体の反応の結果にしたがって施術をします。

ですから、体がどのように歪んでいても、施術にはなんの影響はありません。