シンプルな整体法

以前からPRYバランス療法は、シンプルな整体法だと何度も言っています。

しかし、最近またC操法の技のひとつがさらにシンプルになりました。

このシンプルさは極限まで行ってると思います。

もうこれ以上簡素化することは無理でしょう。


シンプルと言えば、活法の技もシンプルです。

活法の動画はよく見ます。

今回C操法のひとつがシンプルになったのは、活法の影響もあると思います。

私自身は、活法の技を参考にしたつもりはないです。

でも、活法の動画を繰り返して見ていて、脳に記憶されていますので、意識をしなくても自然にアイデアとして出ているのかもしれません。


それはともかく、操法がさらにシンプルになったため操作の時間がさらに短縮できるようになりました。


今は、B操法とC操法をやりますが、C操法がさらにシンプルになったため施術する時間が1分くらいですか。

以前も他の整体に比べて短かった(5分くらい)のですが、さらに短くなったわけです。


操作時間が短いとメリットは大きいと思います。

50分も60分も施術をして、結果が出たのとわずか1分くらいの施術で結果が出た場合を比べると、施術を受ける人に対するインパクトが大きいでしょう。

それだけでスゴイとなります。


そして、シンプルな操作で、ほとんど技術らしいものが必要ありません。

この技術が必要ないということが一番のメリットかもしれません。

他の流派の整体は、複雑ですから使いこなすまでに、かなりの練習が必要です。

その結果、技術を習得するまでに脱落していくということになります。

C操法

他の整体の流派の中には、体の歪みを細かく分類し、

その歪みはどの筋肉の影響によるものなのかを検査して施術するところがあります。

こういった手法は、誰でも考えることです。


しかし、実際その考え方で施術することは難しいです。

と言うのは、体の歪みを細かく分類して歪みに関係する筋肉が見つかったとしても

実際に施術するにはいろいろ問題があって調整しづらいこともあるからです。


具体的には、調整する筋肉が深部にある筋肉、俗に言うインナーマッスルですと

直接触れることが出来ませんので、調整することは難しいです。

また、浅層の筋肉を調整する場合でも、重なり合った筋肉にアプローチする時は

上手に調整することが出来ないのです。

重なり合った筋肉をついてはこちらをご覧下さい。


と言うわけで、反り腰、猫背などの姿勢を施術する場合、体の歪みを細かく分類して

筋肉を調整することで目的を達成することは難しいわけです。

仮に調整できたとしても、姿勢の改善効果の持続性は少ないでしょう。


PRYバランス療法には、C操法という施術法があります。

このC操法は、筋肉にアプローチして施術をします。

C操法は筋肉にアプローチはしますが、体の歪みを細かく分類して、

歪みに関係する筋肉を調整するという方法は採用していません。

別のアプローチの仕方をして、反り腰、猫背などの不良姿勢の施術にあたっております。

このアプローチ方法は、体の歪みを細かく分類して施術する方法のように

複雑で難解な理論はなく、非常にシンプルな理論です。

そして、調整する筋肉も数が少ないため、すぐに理解していただけると思います。



C操法と起始停止テクニック

今まで、A操法、B操法、C操法を考案したわけですが

A操法、B操法は、体が一番整う部位を調整するという方法ですので

似たような考え方の操法のやり方です。

違うのは、調整する部位と作用させる所です。


一方、C操法は、A操法、B操法とはまったく考え方の違う調整法です。

どちらかと言うと、アプライドキネシオロジー(AK)の

起始停止テクニックを応用したような技術です。


起始停止テクニックには2つの方法があります。

・ゴルジ腱器官を刺激して筋肉を調整する方法

ゴルジ腱器官を使って、筋肉を調整しますが、

筋肉を弱化させたい場合は、腱が骨に付着する部分に向かって調整

筋肉を強化させたい場合は、筋肉の中心に向かって調整


・筋紡錘を刺激して筋肉を調整する方法

筋紡錘を使って、筋肉を調整しますが、

筋肉を弱化させたい場合は、筋肉の中心に向かって刺激を加える

筋肉を強化させたい場合は、腱の方向に向かって刺激を加える


上記のような方法を使えば、筋肉を調整することが出来ます。

しかし、これだけでは時間が経てば元の状態に戻ってしまいます。

それを防ぐには、ある特定の筋肉を使う必要があります。

そしてもうひとつは、そのある特定の筋肉を調整する時に

もうひと工夫を加えると、元の状態に戻らなくすることが出来ます。


ところで、起始停止テクニックと言えば、手技研の筋肉を調整する操法と

この起始停止テクニックは、考え方が似ているような気がします。


この起始停止テクニックは、1964年に米国のカイロプラクターである

ジョージ・グッドハートによって開発された技術です。


一方、手技研の操法は、岡山の森原貞夫という先生がヨーロッパから持ち帰ったものを

手技研創始者の藤原雪修という先生がさらに研究を重ねて出来たものだそうです。

手技研の研修会が始まったのは1973年頃ですから、岡山の森原貞夫という先生が

ヨーロッパから持ち帰ったものの中に、この起始停止テクニックの考え方が

含まれていたのではないかと考えます。

もちろん、それは私の勝手な想像ですが、ありえないことはないと思います。


C操法を考案したキッカケ

C操法を考案したのは、あるサイトを見ていて“ある言葉”を見て

これはおかしいぞと思ったことがキッカケです。


そのある言葉は、皆さん普段目にしていると思いますし、

その言葉に基づいて施術をしていると思います。

私もズーッと以前は、そのことを基に施術をしていました。

しかし、その言葉に基づいて何度も何度も調整をしても、まったく上手くいきません。


上手くいかないはずです。

それは解釈が間違っていたからです。

間違った解釈で、いろいろ調整に工夫を加えてみても、

たいして結果が変わるはずもありません。


○○と言う言葉を、×△と言う言葉に解釈しなおして、

試しにやってみましたが、予想通りでした。

あとは効果をもっと上げるために、今まで得た知識を当てはめて工夫を加えただけです。


ですから、C操法を考案するために膨大な資料を基に

長時間の研究をしたというわけではありません。

ちょっとしたキッカケで、新しい操法が生まれたと言うわけです。


いろいろな手技療法の操法は、そういう例が多いようです。

有名なところでは、オステオパシーのカウンター・ストレインという施術法がそうです。

それから、マッケンジー・エクササイズも偶然のきっかけで生まれたそうです。


でも、そういった偶然も、それを生かすにはある程度の経験があって

直感が働かないと難しいように思います。




意外な整体

C操法という筋肉にアプローチする手法を考案しました。

この手法は、盲点を突いたような意外な方法です。

私も最初このアイディアを思いついた時は、

まさか本当に上手くいくとは思わなかったです。

A操法、B操法を考案した時は、そのような思いはありませんでしたが

このC操法を考えて、実際にやってみた時はまさかと思いました。

それくらい意外でした。


整体の手法で意外な方法というのは、あまりないと思います。

施術を受けられる一般の人に、A操法、B操法も意外というか

不思議な整体の方法だと、よく言われます。

操法の操作自体は、一見なんの変哲もない方法です。

そして、ものすごくシンプルです。

複雑な手法で施術にあたっている人からみたら、こんなんでいいのという感じです。

ですが、操法の成り立ちは意外なものです。


普通に考えていたら、こんな手法はまず思いつきません。

それはともかく、このC操法は従来の発想から外れた

意外な方法ではありますが、効果はすごく高いと思います。