骨盤の調整なぜ元に戻る?

骨盤の調整をやったあと、元の状態に戻ってしまうという話を良く聞きます。


なぜ元の状態に戻ってしまうのでしょうか?


はっきり言ってしまえば、腸骨の変位を正確に把握しないまま調整を行っているからです。

それ以外に原因は考えられません。

元に戻ってしまうのは、腸骨だけでなく脊椎も施術していないからだという考え方もあります。


もっともらしい考え方ですが、腸骨の変位をしっかり把握して調整すれば元の状態に戻ることはありません。


ここ最近、腸骨の変位を正確に把握する方法を見つけました。

この方法で検査して調整をすれば、元の状態に戻ることはありません。

さすがに戻りゼロというわけにはいきません。

と言うのは、体中の組織に硬結が出来ていることが多いですからその硬結に引っ張られる形で多少の戻りはあります。


また、この方法で調整すれば、脊椎などの調整は不要で腸骨だけの調整だけで、完結できます。

そして、この方法だとカイロプラクティックのように大掛かりなテーブルも必要ありません。

立位、座位、仰臥位、伏臥位、どんな姿勢でも調整可能です。

なぜ元に戻る?

施術した後、よく元に戻ると言いますが、なぜ元に戻るのでしょうか?

その答えは、一言で言ってしまえば、

被施術者の体の情報を正確に読み取って施術をしていないということです。


被施術者の体の情報を正確に読み取れていないのに

施術をしても、思ったような結果が出るはずがありません。

それこそ、闇夜に鉄砲です。


体の歪みは、体の全ての情報を現していると言われます。

ですから整体を行う人は、体の歪みを検査します。

しかし、体の歪みを検査して、その歪みは何を意味しているのか

理解できなければ、施術のしようがありません。


また、出ている症状を基に施術の組み立てをする方法もあります。

症状も体の情報の一つですから、この方法も間違いではありません。

でも元に戻ってしまうということは、検査をして体の情報を得たとしても、

その情報を施術にしっかり反映させていないということになります。


ですから施術で結果を出すには、被施術者の体の情報を読み取り

その体の情報を基にどのように施術していくかということが大事です。


体の歪みを調整するのに特定の部位を調整すると効果があるのでしょうか?

よく○○の歪みは△×の部位を調整すると改善しますと

謳っている整体の流派があります。


そのような考え方は、○○という経穴は腰痛に良く効くとか

×△という反応点は肩こりに効果があると言っているのと同じレベルの話です。

仮に○○という経穴、×△という反応点を操作したら腰痛、肩こりが改善したとしても、

すべてのケースで効果があるとは到底言えないでしょう。

例えば、坐骨神経痛に効くと言われている、大腸兪、腎兪、志室、殷門、帯脈などの

経穴がありますが、それらの経穴を操作したとしても

すべての人の坐骨神経痛に効果があるかどうかは疑問です。


ですから、私はそのようなことはないと考えていますので

体のすべての経穴、反応点に効果がいきわたるようにするために

出来るだけ体のバランスが整うような調整を心がけています。


C操法の考え方を応用してみると・・・

私は、過去に手技研系の研修会に所属していました。

その手技研系には、仰臥位で股関節屈曲、膝関節を屈曲して

その後股関節、膝関節を伸展させるという操法があります。

手技研系の研修会に参加した人なら、おそらくご存知だと思います。

今回考案したC操法の考え方を、この手技研系のこの操法に応用してみました。

ただ、手技研系の操法に応用しただけですから、型はこの操法とはちょっと違います。

それはともかく、ちゃんと調整できました。

しかも、時間が経過しても元の状態には戻りません。


研修会に行っていた頃は、この操法を施術に数限りないほど使いましたが

このように上手くいったためしがありません。

その当時は、この操法で調整した後その場で姿勢が変化しましたが

5分も経たないうちに、元の状態に戻っていたという記憶があります。


どなたかが手技研系の操法は、矯正力が“ヤワ”だと言っておられたようですが

そんなことはないと思います。

正しい調整の仕方をすれば、このようにちゃんと効果が出ます。

正しい調整の仕方を知っている人がいないから、手技研系の操法は

云々言われるだけだと思います。

ただ、なにを持って正しいのかと言う考え方もありますが

結果が出た方法が正しいのではないかと考えます。

勝てば官軍ということです。

結論としては、どんな調整法でも体に対するとらえ方しだいで

まったく違った結果が出るということです。


ちなみに、A操法の考え方を応用しても、同じように効果を出すことが出来ます。

ただ、A操法の考え方を応用した場合は、“気”に作用します。



A操法、B操法、C操法それぞれの特徴

PRYバランス療法の操法は最初A操法のみでした。

最近は、A操法に加えてB操法、C操法も考案しました。

A操法、B操法、C操法それぞれの特徴を分かる範囲内で記しておきます。

A操法・・・“気”に作用します。

B操法・・・神経に作用します。

C操法・・・神経に作用します。


B操法、C操法は神経に作用しますので、症状に対しては

A操法に比較して即効性があると言えます。

A操法は、鍼灸で言う本治法の施術ですが、B操法、C操法は本治法と標治法の

要素を兼ねそろえています。

つまり、A操法に比較してB操法、C操法が即効性があるのは

標治法の要素があるからと考えます。

鍼灸で本治法は、体のバランスが取れると言っています。

体のバランスが取れるという意味は、体の機能のバランスが取れると

理解した方が良いと思います。

そして、その結果からだの形のバランスが取れるわけです。


B操法、C操法は施術後時間が経過しても、体の歪みは元に戻りません。

と言うことは、B操法、C操法は本治法であるという証拠になります。


A操法は、“気”に作用させますので、即効性はあまりありませんが

体の機能の修復に働きますので、根深い症状には良いかもしれません。

鍼灸では本治法と言われる手法です。

ただ、いくら本治法と言われる手法でも、軽い症状でしたら改善します。


私の場合は、以前から来られている人にはA操法で施術しています。

新しく来られた人には、A操法かB操法のどちらかを選択してもらっています。


あと操法の併用ですが、

A操法とB操法=不可

A操法とC操法=不可

B操法とC操法=可


※A操法、B操法、C操法を同時に併用するのは良くないようです。

しかし、一日以上間を空ければ問題ないようです。


A操法をやって一日以上経ってから、B操法、C操法をやるのはOKです。

また、B操法、C操法をやって一日以上経ってから、A操法をやるのもOKです。