症状が慢性化した人に体に負担になるような刺激は禁物

バンザイ検査は、結構筋肉などの組織に負担が掛かっています。

ただ単に腕を軽く挙上するだけなのですけど、肩の周りの筋肉・背中の筋肉などの組織にはかなりの刺激が入っています。

ですから検査の回数はできるだけ少なくして、余分な刺激を体に入れないようにしなければなりません。

検査や操作の練習をする時は、大体健康な人同士でやりますので刺激に対して敏感な人以外はそんなに体は悪くなりません。

しかし、施術所に来る人というのは症状がかなり悪くなっています。

簡単な症状の人は来ません。

簡単な症状の人は、症状が出てもたいてい施術をしなくても自然に良くなっていきます。

ですけど、症状が慢性化している人は、自律神経が過敏になっていますから、少しでも無理な刺激を体に与えると状態が悪くなってしまいます。

カイロプラクティックのアジャストようなハードな施術をしなくても、実はソフトな刺激の施術でも結構体に負担になっているのです。

ただ手や足を軽く動かすような軽い刺激でも、関節の可動域を越えるような操作をすると全く症状が好転せず却って悪化することがあります。

ましてや他の整体のように、関節の可動域を無視した乱暴に手足を動かすような操作では論外です。

何十年も慢性の症状が続いているような人を施術する時は、慎重に関節の可動域を確かめながら軽くソフトに操作しないと症状は改善していきません。

刺激の怖さ

私が、筋肉調整の整体の研修会に行っていた時のことです。

その研修会は、日曜日が研修で前日の土曜日の夜が自主練習というスタイルでした。

前日の土曜日の自主練習の時、しょっちゅう具合が悪くなる人が3~4人いました。

筋肉調整の刺激自体は、ソフトなものです。

軽く触れる程度の刺激です。

しかし、ソフトな刺激でも何十回も受けると、刺激に対して敏感な人は調子が悪くなります。

しょっちゅう具合が悪くなる3~4人の方は、特に刺激に対して敏感なようでした。

その研修会は、ばんざい検査という検査を使うのですが、一度そのバンザイ検査をやり過ぎて体が痙攣し始めたということがありました。

幹部の先生が駆けつけて来て、何とか元の状態に戻りました。

操法で調子が悪くなるのは分かりますが、検査で調子が悪くなるなんて思いもしませんでした。

私はそんなに刺激に対して敏感ではないので、調子が悪くなったことはないですが、一回だけ私の操作で調子が悪くなった人がありました。

その人は特に刺激に対して敏感な人で、ちょっとでも可動範囲を超えて操作をするとすぐに具合が悪くなります。

何とか幹部の先生に調整してもらって何とか元に戻りましたが、その時刺激の怖さを知りました。