風邪の効用

風邪の効用と言う言葉があります。

風邪の効用と言う言葉は、野口整体が初めて言い出したのか

それとも、野口整体が生まれる前からあるのかは分かりません。

それはともかく、風邪を引くことによって

こわばっていた体を治してくれるということです。

世間の常識では、「風は万病の元」と言われていますから、まったく反対の考え方です。

「風は万病の元」と思っている人にとっては、風邪を引くことによって

こわばっていた体を治してくれるなんて考え方は、到底受け入れられないでしょう。



先日肩こりを訴えて来られた人なのですが、

一回目の施術の後はなにも変化がありませんでした。

ところが、一回目の施術の後何日かして、ひどい風邪を引きました。

その結果、予約されていた2回目の施術はキャンセルになりました。

そして、後日2回目の施術の前に体の変化をお聞きしたのですが

その時も肩こりの症状には何も変わりがありませんでした。


そして、3回目の施術の前にお聞きしたら、

肩こりの症状があまり気にならなくなってきたということでした。

その人は、どちらかと言えば便秘がちで2~3日出ないということはざらでしたが

2回目の施術の後、毎日通じがあるようになって、肩こりも和らいできたようです。


その人の肩こりは結構慢性化していて、

もう少し症状の変化が現れるのに時間がかかるかなと思っていたのですが

幸い体の変化が早く症状も変化してくれました。


体の変化が早く現れたのは、一回目の施術の後に風邪を引いて

それまでに溜まっていた老廃物を出したのが良かったのでしょう。


手技療法では好転反応は避けられない

我々のような徒手療法を行う者にとって、好転反応はさけて通れない問題です。

好転反応で検索すると、整体関係のページが一杯出てきます。

読んでみると、「施術後~2日経過するとだるさ、痛みなどの症状が

出ることがありますが1~3日位で治まります。」と書いてある所が多いです。

また、「好転反応はまれにしか出ません。」というところもあります。

これらのページに書かれてあることを読んでみて、本当なのかなと思いました。


私が使っているPRYバランス療法で施術をすると

好転反応がバンバン出まくります。

1~3日位で治まりますなんてことは少ないと思います。

体が悪い人になると、好転反応が何ヶ月も続くことがあります。

また、好転反応を何回も繰り返す人もいます。

そして、施術した翌日から1週間くらい好転反応の症状が出て

元々あった症状がすっかりなくなるという例もあります。

好転反応の出方については、個人差がありますので

どういう具合に出るかは、予想が付きません。


昔から、東洋医学では「瞑眩(めんげん)なくして効果なし」と言われています。

瞑眩(めんげん)は、好転反応と同じ意味です。

効果の出る徒手療法は、みんな好転反応がしっかり出ます。

そうでなければ、身体は変わりません。

身体が変わって始めていろいろな症状が改善されます。

施術後1~2日くらい多少のだるさや痛みなどの症状が出たくらいでは

体の変化も望めませんし、症状の改善も少ないです。

特に根深い症状を持っている人の場合は、身体の大掃除をしないと、

身体の変化は見られませんし、症状も一時的に変わる程度です。


好転反応がまれにしか出ないとか、施術後だるさや痛みが

1~2日くらい出ますという人の施術は、こう言っちゃなんですが

リラクゼーションくらいの効果しかありません。

辛口のことを書きましたが、本当です。

施術後の体の反応について

好転反応という現象があります。



整体を初めヨガ、断食などの自然療法を行うと、体内が浄化され好転反応が出ます。

好転反応は、一応何かの症状が出た後に体の調子が良くなるというものです。

好転反応については、皆さんいろいろ見解は分かれるようです。

私の場合は、実際に症状が出た後に劇的に体調が良くなったという方をみていますのでそういったものがあるように思います。

好転反応と思われることが、ある一定の期間続くことがあります。

一定の期間と言っても数日ではなく、数ヶ月以上続くということもあります。

特に長く続くのは、皮膚から吹き出物のようなものが出る時です。

皮膚からの吹き出物は、ツボに沿ってでているようなので内臓関連を修復しているのでしょう。

内臓関連での腰痛・肩こりなどは、好転反応が一般的に長いように思います。

一ヶ月以上肩が上がらなくなったという人もありました。

でも、そのあと一気に体調が良くなったようです。

逆に好転反応など存在しないという先生もおられます。

好転反応ではなく単なる症状の悪化だと言われるわけです。

確かにそういう症状が出ずに、そのままストレートに体調が改善されればいうことはありません。

ひどい症状が出て悪化したと勘違いされてそのまま来なくなられる人もいます。

一応好転反応のことを説明しています。

しかし、そのまま来なくなられるということは、こちらが説明してもしっかり相手に伝わっていなかったということになります。

ひどい症状が出て悪化したと勘違いされてそのまま来なくなられる人の中に、後になってひょっこり来られることもあります。

そういう人は、多分ひどい症状が出た後に体調がかなり良くなったのでしょう。

また、主訴以外のところに出た症状が本当に好転反応かどうかを見極めるのは、難しいところです。

過去に症状が出て調子が悪かったところでしたら、その部分がしっかり良くなっていなかったわけですから、修復される過程で症状が出る可能性はあります。

ただ、今までに症状が出たことがない部分に症状が出た場合は、ちょっと難しいところです。